雨漏りの原因

2024年3月28日

昨日は久々にお天気になりましたね。

最近の一言目の会話は「よく降ったね~☔!!」です。(笑)

建築業はお天気に左右される仕事もあるので、毎日天気予報とにらめっこです(*^^*)

この時期、3月中旬から4月上旬にかけて菜の花(アブラナ)の咲く時期に連日振り続く雨のことを『菜種梅雨(なたねつゆ』と言います。

菜の花の甘い香りが漂ってきそうな名前ですよね。🌼

素敵な名前ですが、春の雨は活発な前線を伴う事が多いので『嵐』のような雨だったりします・・

先日の深夜の雷⚡もすごかったですしね(;・∀・)

一ヵ月ホントによく降った雨ですが、この長雨で雨漏り修理のご相談もあります。

そこで今回は代表した事例をご紹介します。

1.屋根自体の劣化

屋根は常に外気にさらされており、紫外線や雨風により屋根材が経年劣化・腐食していきます。

ダメージをうけた部分を放置していると、割れや欠けを起こした部分から雨が侵入しやすくなります。

2.雨仕舞板金からの雨漏り

屋根にはその接合部分、谷になる場所、あるいは棟となる場所など様々な部分に板金とよばれる薄い板の板金があります。

この板金が劣化し、サビたりへこんだりすることで穴があいてしまうと、雨漏りが生じます。

近年は、ガルバリウム鋼板という耐久性に優れた板金が主流となりましたが、以前までは10年程度で穴があいてしまうようなトタンが使われていたこともありました。

3.ルーフィングからの雨漏り

屋根からの雨漏りした場合、最も多いのがルーフィングが劣化したことによる雨漏りです。

ルーフィングとは、屋根材の下にある防水シート(屋根下葺き材)のことです。

雨水は屋根材とこのルーフィングシートで、確実に食い止められるようになっています。

ルーフィングには30年以上寿命のある高耐久製品もありますが、使われている多くは寿命が20年以内のルーフィングです。

築20年以上が経過した屋根からの雨漏りを根本的になおすためには、ルーフィングを新しくする必要があります。

4.天窓からの雨漏り

雨漏りは天窓からも起こります。

天窓のガラス部分とその周辺部分の間にあるシールが劣化することが原因です。

築10年以上たった天窓からの雨漏りは、ほとんどの場合が経年劣化と言えます。

5.施行不良による雨漏り

築年年数が浅いのにもかかわらず、雨漏りが発生した場合は、施行不良による雨漏りの可能性があります。

雨仕舞が雑であったり、防水コーキングがしてない、または的外れの箇所にしていたりと色々な状況が見られます。

雨漏りは放置しておくと、建物はどんどん傷んでいきます。

雨漏りによって構造体が腐ったり、シロアリが発生したりすれば、大規模な改修工事が必要となることもあります。

雨漏りが発生したら、修理はなるべく早く行ってください。

また、屋根や外壁のメンテナンスを定期的に行うことは、雨漏りを防ぎ、結果的に費用を抑えることにもつながります。

小さな雨漏り、屋根の点検などお気軽にご相談ください。<(_ _)>

 

 

 

 

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