【建築用語】「尺・間・坪」ってなに?
皆様こんにちわ!
1畳(イチジョウ)・1坪(ヒトツボ)・1間(イッケン)のサイズってご存知ですか?
同じ”1”なのに、単位によって読み方も変わってきます。
日本語ってほんと難しですね(^▽^;)
今回は建築用語「尺・間・坪」についてのお伝えします。
建築を携わる人、特に大工さんは日本古来の計算法である尺貫法で測ったり伝えたりします。
- 1寸:約30.3mm
- 1尺:約303mm
- 1間:約1820mm
- 1坪:1間×1間(約1820mm×1820mm)
■1畳ってどれくらい?
1畳とは、畳1枚分またその広さのことです。
ただ畳にはその発祥地域等によってさまざまなサイズが存在します。
- 京間(本間間)西日本エリア :191.0cm×横 95.5cm=1.82㎡
- 中京間(三六間)東海エリア :182.0cm×横 91.0cm=1.65㎡
- 江戸間(五八間)東日本エリア:176.0cm×横 88.0cm=1.54㎡
- 団地間(エリア関係なく多くの団地で採用):170.0cm×横 85.0cm=1.44㎡
座って半畳、寝て1畳という言葉があるそうですが、1畳は人が寝そべって足りる面積と言われています。
長手と短手の長さは異なりますが、よく見るとどのサイズも縦横比は2:1。
この畳を6枚敷けば6畳、4枚と半分(半畳)なら、4畳半となりその部屋の大きさが分かります。
■1坪ってどれくらい?
1坪は約3.3057㎡です。
土地の坪数が分からなければ、土地面積◯◯㎡に0.3025を掛けてみてください。
そうすれば坪数が出ます。
【例えば】
100㎡×0.3025=30.25坪
畳2枚で1坪です!!
■1間(イッケン)とは?
1間とは長さの単位のことです。
1間×1間=1坪となります。
他にも天井や壁、床の下地材(ベニア板など)障子といった建材も910mm×1820mmの寸法を基準に作られています。
910mm×1820mm(3尺×6尺)”さぶろく”とも言います。
大工さんなど職人さんは長さを人を伝える時は、mm(ミリメートル)を使います。
例えば1m80cmのことを1800と言います。
単位がmmとcm、mとバラバラだと間違えて伝わってしまう恐れがあるためです。
家づくりにおいてよく出てくる建築用語。
お客様にはなるべく分かりやすいように、ご説明させていただいております。
もし分からない言葉が出てきましたら、お気軽にお尋ね下さいね♪