液状化現象について

2024年1月10日

元旦に発生した令和6年能登半島地震。

未だに被害状況も多大で、復旧が進んでいない状況を報道などで目にすると大変心が痛みます。

まだまだ余震も続いていますが、いち早い復旧、復興を祈るばかりです。

災害は他人事ではなく、明日この時に起こる可能性があることを意識しておかなければいけませんね。

今回は災害からの学びとして、液状化現象について調べてみました。

■液状化現象とは?

液状化現象とは、大地震の揺れで地面の土がゆるんで、地盤全体がドロドロの液体状になる現象のことをいいます。

土は揺れたときに、通常は固く保ちますが、地震の揺れが大きくなると土が揺れ動いて細かくなり、その中に含まれる水が上に浮き上がってきます。

砂と水が多い地盤で特に発生しやすく、砂と水が分離して、噴水のように水が噴き出してしまうこともあります。

■液状化現象が起こりやすい地盤

液状化現象は、いつでもどこでも発生するものではなく、一定の条件のもとに発生します。

液状化現象は、地下水位が高く(地表から10m以内)ゆるく堆積した砂び地盤が発生しやすくなっています。

  • 埋立地
  • 干拓地
  • 海岸や河口付近
  • 砂丘や砂州の間の低地など

■液状化現象が起こりやすい地震

液状化現象が、震度5以上の揺れで発生しやすいといわれています。

揺れの強さ以外に影響するのは、揺れの長さ(時間)です。

揺れが長いと震度4程度の揺れであっても、液状化現象につながる可能性があります。

今回の能登半島地震では、新潟県から福井県にかけて広範囲に及んでいるそうです。

これまで液状化があまり確認されていない震度4程度の揺れでも、起きていることが分かったようです。

専門家は強い揺れが長く続いた上、液状化しやすい砂地の地盤が広がっていたことが要因とみています。

■液状化現象対策

住まいつくりを始める前には必ず地盤調査を行います。

調査の結果でマーホームを十分に支えることが出来る地盤かどうかを解析します。

土地か砂質土や地下水位が高く、地震時に液状化する可能性が高いという解析結果が出た場合は地盤を強くする工事、地盤改良が必要です。

■液状化エリアかを知る

何より大事なのは、自分自身の住まいエリアや住宅が液状化する立地かを把握することです。

おかやま全県統合型GIS | 位置選択 (pref.okayama.jp)

↑こちらのURLからお住まいの地域の情報が確認いただけます。

 

ぜひ一度ご確認してみてください。

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