屋根の種類はどんなものがある?

2023年12月6日

皆さんのおうちはどんな屋根ですか?

屋根は種類によって建物のイメージはずいぶん変わってきます。

今回は新築注文住宅を建てる際に役に立つ、屋根の「種類」「屋根材」についてご紹介します!

屋根の形の種類

①切妻屋根(きりづまやね)

もっともシンプルな屋根で、世間一般でいう「三角屋根」のことです。

シンプルなので施行しやすく、メンテナンスなどの費用も比較的安く済みます。

水はけがいいので雨漏りのリスクも少ないです。

②寄棟屋根(よせむねやね)

屋根の頂上に棟があり、そこから4方向に傾斜面がある屋根です。

切妻に次いで多い屋根の形です。

全方向に面があるため、強風の影響を受けにくいメリットがあります。

棟が多いため切妻よりも雨漏りや費用は高くなります。

切妻屋根と比較すると・・といった意味なので、施行をしっかりしていれば雨漏りなど全く問題ないです(^^)

③入母屋屋根(いりもややね)

上部が切妻屋根、下部が寄棟屋根の形になっている屋根です。

重圧で格式高い印象になるのが特徴です。

つなぎ目が多いため施行をきちんと行っていないと雨漏りのリスクが高くなります。

④片流れ屋根(かたながれやね)

一面だけ傾斜した屋根です。

構造がシンプルなので施行しやすくコスト最重視する上で最もおすすめできる屋根です。

おしゃれなデザインで洋風な家屋に使用されています。

屋根の面積は広いため太陽光パネルを設置しやすいメリットがあります。

強風の影響を受けやすく、耐久性は低いです。

雨水が一方向に流れていくため、雨樋の負担が大きくなるので注意が必要です。

⑤陸屋根(りくやね)

屋根勾配のない平面な屋根です。

屋上としてスペースを活用でき、掃除や防水工事などメンテナンスが比較的簡単なのが特徴です。

傾斜がないため雨水の排水がきちっとできていないと、雨漏りのトラブルが起こりやすいです。

最上階の天井にすぐ屋根がある状態なので、室内温度は上がりやすいです。

屋根材の種類

□スレート

日本で最も多く普及している屋根材で、セメントを主成分とする厚さ5mmくらいの薄い板のような屋根です。

化粧スレートは色・デザインが豊富なため、外壁塗装の色に合わせやすいのが特徴です。

初期費用が安く、新築住宅などで多く採用されています。

軽量で、耐震、耐火性があります。

他の屋根材に比べて耐久性が低いのがデメリットです。

ひび割れや反りなど劣化が起こりやすく、表面を保護するために定期的な塗替えが必要です。

□瓦

粘土を一定の形に固めて焼いた屋根材で、頑丈で耐久性に優れているのが特徴です。

神社仏閣やお城の瓦の葺き替えが大体100年に一度だそうです。

万が一瓦が割れても、そこだけ取り換えればいいので手間が少なくて済みます。

初期費用は他の屋根に比べて高めです。

□ガルバリウム鋼板

「アルミニウム」「亜鉛」を主とした金属板の一種です。

金属なので瓦などに比べて軽く、建物への負担が少ないです。(瓦屋根の1/10以下の重さ)

耐久性や耐震性など総合すると非常にバランスの取れた素材です。

断熱性や遮音性が瓦に比べて劣りますが、断熱材入りの製品もありデメリットを軽減するための工夫もされています。

以上代表的な屋根の「種類」と「屋根材」をご紹介しました。

見た目・メリット・デメリット・費用など・・・

どの屋根を選ぶかで住宅の快適性やメンテナンスの頻度や価格が大きく変わってきます。

参考にしてみてください。

 

 

 

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