ヒートショックにご注意を!!

2023年11月16日

11月に入って異例の暑さが続いていましたが、ここ数日はこの時期らしい気温になってきましたね。

夏の時期は夏の方が体にこたえると思っていましたが、いざ寒い日が続くと冬も体にこたえますね(^▽^;)

急に朝晩冷え込むと寒暖差による影響で「寒暖差疲労」と言われる倦怠感やだるさ、頭痛などの症状が現れる方もいるそうです。

体調には十分お気をつけください!

さて、本格的な寒い季節になると注意したいのが「ヒートショック」です。

身近で危険なヒートショックですので知ってる方も多いと思います。

ただリンナイ㈱の入浴に関する調査では、ヒートショック対策をしているご家庭は2割にも満たないそうです。

今回はヒートショックを未然に防ぐための対策についてご紹介します。

◇ヒートショックとは

急激な温度変化によって血圧が変化して起こる健康障害のことを言います。

暖かい居間から冷えた浴室、脱衣室、トイレなど温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こします。

とくに冬場の入浴では、暖かい居間から寒い脱衣室や浴室に行く、また身体が冷えているのに急に熱いお風呂に入ると、血管が収縮して血圧が急上昇します。

一方、ぬるいお湯に長くつかると、血管が広がり逆に血圧が低下します。

こうした血圧のジェットコースターのような大きく変動が、心臓や血管には大きな負担がかかります。

日本では、年間約19,000人が入浴中に亡くなっていると推計されています。

原因の多くはヒートショックである可能性があります。

《自宅でできるヒートショックを防ぐための対策》

○お湯の温度は38~41℃、入浴時間は10分程度を目安に

お風呂の温度が42℃以上だと、入浴の際に心臓に負担をかけてしまうそうです。

お湯の温度は41℃以下に設定し急激な血圧の低下を防ぎましょう。

長時間湯舟に浸って血圧が下がると、めまいやふらつきが起こって転倒する可能性もあります。

入浴時間は41℃以下で10分以内にお風呂から上がることを推奨しています。

〇脱衣室に暖房を入れる

ヒートショックは急激な温度変化によって起こるので、暖房機器を設置するなど出来るだけ家の中の温度差を小さくする対策が重要です。

また、浴槽にお湯を張るときに蓋を開けたおく、入る前に浴室にシャワーを出して浴室内を温めておくなど準備してから脱衣するのもおススメです。

風呂に入る前後に水分をとる

血流が悪い状態では血栓ができやすくなり、血圧が上がると脳梗塞や心筋梗塞になりやすいので、入浴前後でコップ1杯の水分を飲む習慣をつけましょう。

〇家族に声をかけてから入浴する

入浴中にヒートショックが起こって気を失うと、溺死してしまう可能性があります。

特に高齢の方は、何かあった時にすぐに気づくよう家族がいる時間帯での入浴を心掛け「お風呂にはいるよ~!」と声を掛け合いましょう。

◇◇「ヒートショック予報」見たことありますか?◇◇

日本気象協会と東京ガスの2社で共同開発した予報で、10月~3月の間提供を実施しています。

参考までにリンクを貼っておきます。

興味がありましたら是非チェックしてみてください~👇

https://tenki.jp/heatshock/

 

 

 

 

 

 

 

なかでも注意は必要な「ヒートショック」についてしあ「ヒートショック予備軍」とは何かご存知ですか?

 

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