ロフトはあった方が良い?無くても良い?

2023年10月24日

皆さまのご自宅にロフトはありますか?

ご家庭によって、ロフトの使い方は様々ですよね!

 

●ロフトとは●

住宅のロフトは、高い天井の部屋にあり、小さな部屋やスペースを指します。

ロフトは、一般的に住宅内の階段やはしごを使ってアクセスし、

その空間は寝室、書斎、収納スペースなど、

さまざまな目的に使用されることがあります。

ロフトは、住宅デザインの一部として、

居住空間を最大限に活用するために使われることがあり、

天井が高い部分を有効に利用する手段として選ばれています。

●ロフトの使用用途●

【収納スペース】

ロフトの一般的な利用方法です。

建物全体の延床面積は、建築基準法によって上限値が定められていますが、

ロフトは幾つかの条件を満たせば、その面積に算入する必要が無いため、

より広い空間を造ることができます。

 

【書斎スペース】

LDKや寝室に接するロフトは、程よい距離感で居室と繋がることができ、気分の切り替えに役に立ちます。

趣味で集めたものを飾ったり、鑑賞したりする趣味の空間、憩いのスペースとしても良いですね!

ただし、延床面積から除外される「小屋裏物置等の空間」の条件を満たそうとする場合、

収納を造作することに規制がかかることがあります。

 

【子供のスペース】

部屋の中に高低差が生まれるロフトは、特にお子様に人気の空間。

天井が低く、籠り感のあるロフトはお子様の秘密基地などにぴったりです。

子供部屋にロフトを設ける際には、ハシゴのデザインを可愛くしてもいいですね。

頻繁に上り下りすることで、運動にも繋がります。

お子様の好きなように使っても良いスペースとして、作ってみるのも良いかもしれません。

 

●ロフトを作るメリット・デメリット●

◇メリット◇
1.ロフトは固定資産税の課税対象面積に含まれない

建築基準法を満たすロフトの場合、ロフトは「階数にカウントしなくてもよい」とされています。

固定資産税の課税対象とされる床面積にも含まれないため、

スペースを有効活用でき、かつ固定資産税を抑えらえるというメリットがあります。

 

2.奥行きが出て空間が広く感じられる

ロフトを作ることで、部屋に奥行きができ、

空間が広く感じられることもメリットの一つです。

来客などで人口密度が増えても、開放感があるため窮屈な印象を与えにくいマイホームになりますよ。

 

3.デッドスペースを有効に活用できる

ロフトを作ることによって、本来であればデッドスペースとなってしまう

屋根裏部分を有効に活用することができます。

特に平屋建ての場合は、2階建て住宅と比べて広い屋根を活かしたロフトを

作れる場合が多いので、収納はもちろんのこと多用途に活用することができます。

◆デメリット◆
1.屋根の形状によっては天井高が低くなる

ロフトは屋根の形状によって、天井高が左右されます。

場合によっては、天井高が1メートルに満たないロフトしか作れない場合もあるでしょう。

ロフトを検討するときには、どのくらいの高さのロフトを作れるのか

あらかじめ確認しておくことが大切です。

 

2.いずれ使わなくなる可能性も

ロフトを設けたもののハシゴの上り下りが億劫になり、

全く使わなくなってしまう例は少なくありません。

後で後悔しないよう、実際にショールームや住宅見学会で

ロフトに上がってみて、有効に使えそうか検討しましょう。

 

3.熱がこもりやすくエアコンが効きにくい

暖かい空気は上方に昇るため、小屋裏には行き場を失った熱が籠りやすくなります。

そもそも、屋根に近い小屋裏は構造的に暑くなりやすく、

エアコンを設置しても中々温度が下がりません。

小屋裏の温度を下げるためには、屋根の断熱工事をしっかり行う、

窓は日が差し込まない方向に設けるなど、設計を工夫して対策をする必要があります。

ロフトは、使い方によっては秘密基地のように、ワクワクした使い方もできますし

おしゃれな空間に仕上がる可能性もあります!

マイホームの検討をする際は、ロフトの有り・無しは、

どういった用途で使うか、しっかりと考えて検討してみてくださいね(^^♪

  • お問い合わせ
  • 資料請求
  • TEL0865-67-0011

    電話でお問い合わせ

    9:00−18:00(日、祝日、第2・第4土曜日休み)
  • LINEで友達登録
    友達追加で
    かんたん連絡
ご予約/お問い合わせ