平屋のメリットとデメリットとは!?

2023年10月23日

皆さまこんにちは!

ここ最近、平屋の住宅を建てる方が増えています。

平屋は階段がなく、上下移動が必要ないため、

昔はシニア世代を中心に、人気を集めていました。

しかし現代では、若い世代や子育て世代にも支持されています。

それは「バリアフリーで移動が楽」という理由以外に、

「家族間でコミュニケーションが取りやすい」

「地震の揺れに強い」など、全ての世代にとってメリットが大きいためです。

ただしメリットばかりに目を向けてしまうと、

建てたあとに「こんなはずじゃなかった…」と

後悔することになるかもしれません。

いま注目されている「平屋」の魅力と、メリット・デメリットをご紹介いたします。

 

●平屋とは●

平屋とは、1階建ての住宅のことです。

階段がなく、リビングや寝室、バスルーム、トイレなどがすべてワンフロアにあります。

【平屋の特徴】
  1. 1階建て: 平屋は1階建ての住宅です。通常、2階以上の階層がないため、建物全体が平らな構造を持っています。これにより、階段や階段ホールが不要になり、バリアフリーで移動が容易です。
  2. デザイン: 以前の平屋は、シンプルで簡素なデザインが一般的でしたが、現在では外観や内部は、デザイン性や機能性が格段にアップしています。おしゃれで個性的なデザインの平屋が多いということが、若い世代に人気がある理由の1つです。
  3. アクセスのしやすさ: 平屋は階段がないため、高齢者や身体的に制約のある人々にとってアクセスが容易です。また、ベビーカーや車椅子の使用にも適しています。
  4. 庭へのアクセス: 平屋の多くは、庭やテラスへのアクセスが容易になっており、自然との調和を図りやすい環境を提供します。これにより、居住者は屋外スペースを楽しむことができます。
  5. エネルギー効率: 平屋は一般的に建築面積が小さいため、暖房や冷房のエネルギー効率が向上しやすいです。また、屋根への断熱材の施工も比較的容易であり、省エネルギーの住宅として設計されることがあります。

平屋は、日本だけでなく世界中で人気があり、特に住環境や建築様式に関する異なる要求を満たすために様々なバリエーションが存在します。

●平屋のメリット・デメリット●

◇メリット◇
1.バリアフリー

平屋は1階建てのため、階段が不要で、高齢者や身体的制約のある人にとってアクセスが容易です。

また、ベビーカーや車椅子の使用にも適しています。

2.生活動線がシンプル、かつコンパクト

生活のほとんどの活動が同じ階にあるため、日常生活が簡素化され、

上下の移動がないので、生活動線や家事動線が効率的になります。

たとえば1階で洗濯をして2階のベランダに干し、1階のクローゼットに収納する…なんてことにはなりません。

2階の掃除のために掃除機を運ぶことも不要。

間取りを考えるときにも、平面移動だけなので効率的な間取りを考えやすいです。

 

3.エネルギー効率

建築面積が小さく、天井や屋根の断熱が効果的なため、エネルギー効率が向上しやすいです。

冷暖房コストが低減されることがあります。

2階建てのように暖かい空気が2階に上がることもないので、1階が寒くなってしまうことも防げます。

 

4.家族とのコミュニケーションがとりやすい

平屋は部屋と部屋の距離が近いため、家族間のコミュニケーションがとりやすくなります。

「いつでも家族を身近に感じたい」という希望を叶えるには、最適な住まいの形ではないでしょうか。

 

5.地震の揺れや風に強い

建物は高ければ高いほど、地震が起きた際に震動の影響を受けやすくなります。

2階建てより1階建ての平屋のほうが、地震の振動の影響は少ないといえます。

また平屋は上からの荷重が少ないため、構造が安定しやすく耐震性が上がるのも大きな特徴です。

◆デメリット◆
1.広い敷地が必要で、固定資産税が高くなる

平屋は、同じ延床面積の家を建てる場合、2階建てよりも広い敷地が必要です。

そのうえ、土地が広ければ広いほど固定資産税が高くなり、

基礎部分の多い家屋は「資産価値が高い」とみなされます。

平屋を建てる際は、「土地や家屋に合わせて固定資産税が高くなる傾向がある」ということも覚えておきましょう。

 

2.日当たりや通風が悪くなるケースも

平屋はワンフロアに全ての間取りを収めるため、真ん中の部屋は採光がとりにくくなります。

また、隣に二階建てや三階建ての家が経ってしまうと、

とたんに日当たりが悪くなってしまうかもしれません。

中庭を作るなど、日当たりを確保するための工夫が必要です。

 

3.防犯面に不安がある

平屋は一階建てのため、防犯面に不安があります。

空き巣などの被害に合わないために、人目につかない土地は避けるなど立地選びに注意をするほか、

防犯設備を充実させる、近隣住民とのコミュニケーションを大切にする、といったことが大切になるでしょう。

 

4.プライバシーの確保が難しい面も

1階のみの平屋は、道路や隣家からの視線が届きやすく、

暮らしのプライバシーが守りにくい面があります。

間取りをつくるときは、敷地周辺の人や車の往来状況を把握したうえで

窓の位置やサイズを決めると良いかもしれません。

 

近年は平屋のプランも豊富で、間取りやプランニングにこだわれば、

平屋のデメリットを最小限した家づくりが可能です。

カサセイホームズでも、平屋の注文住宅を担当した実績がありますので

ご相談だけでもお気軽にどうぞ(*^-^*)

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