使っていなくても電気は発生している!?

2023年8月22日

皆さまこんにちは!

電源はオフにしているのに、微小な電力が消費されていることをご存知でしょうか?

 

●待機電力●

待機電力(またいはスタンバイ電力、バックグラウンド電力とも呼ばれる)は、

電気機器や電子機器がオフの状態でも、消費者の利用に即座に応じて動作できるように

待機している際に消費される電力のことを指します。

これは、電子機器が電源を完全に切っていない状態であるため、少なからず電力を消費します。

一台一台の機器が消費する電力は小さいですが、多くの機器が同時に待機している場合、

その合計電力は意外に大きなエネルギー消費となることがあります。

 

●身の回りの待機電力●

待機電力の多くは家電製品です。

どのような家電が待機電力量が多く消費されているのでしょうか?

第1位:ガス温水器

家電製品のうち、最も多くの待機電力を消費するのがガス温水器(ガス給湯器・ガス給湯付き風呂釜を含む)です。

「燃料がガスなのになぜ?」と思う方もいるかもしれませんが、

湯温・湯量を測定するためのセンサーや、ガスや水量制御のための制御弁、

設定温度などを表示させる電子パネルなど、実は多くの箇所で電気を使っています。

 

第2位:テレビ

リモコン操作を常に受信できるようにしたり、録画機能を維持するために待機電力が発生します。

また、番組表データを更新するタイミングなどでチューナーを作動させたり、

スマート機能を備えている場合、待機電力が高くなることがあります。

 

第3位:冷暖房兼用エアコン

エアコンもテレビと同じく、リモコン操作を受け付けるために待機電力を消費します。

冷房機能のあるエアコンだと、冷媒を循環させるための電力も必要です。

 

第4位:電話機

電話機は常に、留守電機能やディスプレイの表示などに待機電力を消費しており、

さらにFAX機能付きの電話機は、受信のための電力も消費しています。

省エネモードにすることで、ある程度電力の消費を抑えられますが、

それでも他の家電よりも待機時の電力を消費しがちです。

 

第5位:BD・HDD・DVDレコーダー

DVDやブルーレイ、あるいはHDDレコーダーなども、

番組録画のためにスタンバイ状態を続けるため、待機電力が大きくなりがちです。

頻繁に番組を録画する人は、日常的に待機電力を消費し続けていることになるので、

電気代が気になる人は、使い方を工夫する必要があるでしょう。

当然、番組の録画中は待機時よりも多くの電力を消費します。

 

●待機電力を削減する方法●

待機電力を削減するためには、以下に示す方法を試してみることが効果的です。

これによってエネルギー効率を向上させ、電気料金の節約にも寄与することができます。

 

  1. 電源を完全に切る: 電気機器を使用しないときは、コンセントから抜いたり、電源を完全に切ることで待機電力をゼロに近づけることができます。
  2. 省エネモードを活用する: 電気機器が省エネモードを持っている場合、それを有効にして待機電力を削減することができます。省エネモードは、一定時間操作がないときに自動的に機器を休止させる機能です。
  3. タイマーを使用する: タイマーを使用して、必要な時間帯だけ電気機器を動作させるように設定することで、無駄な待機電力の消費を防ぐことができます。
  4. 電力ストリップを利用する: 電力ストリップは、複数の電気機器を一度にオフにすることができる便利なデバイスです。特に、テレビやエンターテイメントシステムのように、多くの機器をまとめて使用する場合に有効です。
  5. エネルギー効率の高い製品を選ぶ: 製品を選ぶ際には、エネルギースターなどのエネルギー効率の表示を確認し、待機電力が少ない製品を選ぶことが大切です。
  6. 充電器をコンセントから抜く: 充電が完了したら、充電器をコンセントから抜くことで、無駄な待機電力の消費を防ぐことができます。
  7. スマートプラグの利用: スマートプラグを使用して、リモート操作やタイマー設定によって電気機器の電源を管理することができます。
  8. 意識的な消費行動: 家電製品の使用に関して意識的な消費行動を身につけることで、不必要な待機電力の発生を減少させることができます。例えば、充電が完了したら充電器を抜く、スタンバイ状態の機器を完全に電源を切るなどです。

これらの方法を組み合わせて利用することで、待機電力の消費を減少させることができます。

家庭内の電気機器を見直し、効果的なエネルギー管理を行うことで、節約や環境への配慮を実現できます。

コンセントから抜いても良い家電と、エアコンなど使用する時期によっては

抜かない方が良い家電もありますので、コンセントを抜く場合はお気を付けくださいね!!

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