遮光カーテンについて【Part 2】
前回に引き続き、遮光カーテンについてご紹介します!
今回は、遮光カーテンのメリットとデメリットについてです。
検討材料にしてみてくださいね(*^-^*)
●遮光カーテンのメリットとデメリット●
◇メリット◇
1.昼も夜も部屋を暗くできる
外からの光をほとんど通さないため、日中でも部屋の中がかなり暗めになります。
朝日や西日などの強い日差しもシャットアウトするので、窓辺のまぶしさを感じません。
例えば、夜勤で日中に寝たい人や赤ちゃんのお昼寝をゆっくりさせたい人などにオススメです。
明るさによるストレスが減り、寝つきが良くなったり睡眠の質が上がったりします。
2.夏も冬も快適な室温をキープ
光と一緒に熱の出入りも遮るため、冷暖房などで調整した過ごしやすい室温をキープします。
夏の強い日差しからくる暑さや、冬の冷気からくる寒さを跳ね除けます。
例えば、食事の時間にちょっとだけ自室を離れたとき。
その部屋は、冷暖房を切っても急激に暑くなったり寒くなったりしません。
夏のモワッとした暑さや、冬の凍えるような寒さも防ぎやすくなります。
3.外にいる人からプライバシーを守る
光と一緒に人の視線も遮るため、自分や家族のプライバシーを保護します。
外にいる人から、見られたくないものや見られたくないタイミングがしっかり隠せます。
例えば、高級品を飾ったり着替えをしたりしても外から丸見えにならないので安心です。
空き巣・ストーカーなどの防犯対策にも役立ちます。
4.紫外線から肌・床・インテリアを守る
光と一緒に太陽からの紫外線も遮るため、室内にあるものの日焼け・色あせ・劣化を抑制します。
窓辺のフローリングや、お気に入りのソファやカーテンなどがキレイなまま長持ちします。
人の肌の日焼けも防げるので、室内にいるときのUV対策グッズは不要です。
春夏の紫外線が強い季節でも、安心してラクに過ごせます。
◆デメリット◆
1.カビが生えやすくなる
生地密度が高いため、部屋の日当たりや風通しが悪くなりカーテン・サッシ・フローリングなどがカビの生えやすい状態になります。
特に、梅雨の時期や窓まわりが結露しやすい冬に要注意です。
カビを生えにくくするには、日中の明るい時間帯に遮光1級カーテンが不要なら開けることが大切です。
外からの視線が気になる場合は、遮像やミラーのレースカーテンを。
通気性を高めるなら天然素材の生地で作られたレースカーテンを閉めておきましょう。
カビの原因菌を増やさないために、家庭で気軽にお手入れできる「ウォッシャブル」タイプの遮光1級カーテンもあるようです。
2.寝坊しやすくなる
部屋が暗くなりすぎるため、外が明るくなっても分かりにくくつい寝過ごしがちに。
ぐっすりと眠れるのは良いことですが、朝日を浴びてスッキリ起きたい人には遮光1級が向いていないかもしれません。
また、朝日を浴びないことで体内時計が崩れてしまい、自律神経にも影響が出る場合があるようです。
この場合は、2級・3級・非遮光のカーテンが良いかもしれません。
寝坊を防ぐには、そのときの部屋の暗さや温度だけじゃなく、日ごろの生活リズムや体調を整えることも大切です。
ストレスを発散させたり、目覚ましグッズをたくさん使ったりするなどいろいろな方法を試してみてくださいね。
3.仕事や家事がしにくく日中でも電気が必要
部屋が暗くなりすぎるため、顔の表情だけじゃなく手元も見にくくなりがちに。
暗くしたいときには最適な遮光1級カーテンですが、
仕事・家事・身支度などをしたいときには、日中でも電気をつけるので月々の電気代が増えます。
また、日当たりが悪くなるので寒い時期は外の光で部屋が温まらず暖房器具をつけがちに。
エアコンの設定温度を上げたり、こたつやヒーターなどをプラスしてつけたりなどして電気を使うシーンが増えます。
電気代を節約するなら、日中に部屋の暗さが不要なときはレースカーテンのみにしておくことが大切です。
4.完全に真っ暗にはできない
光はわずかなすき間でも通ってしまうものです。
遮光1級カーテンは、遮光率99.99%以上ですが決して100%ではありません。
また、カーテン横やレール部分にもすき間があるので完全に部屋を真っ暗にするのは困難です。
日中でも手元が何も見えないほど部屋を暗くするには、ほかの対策が必要です。
いかがでしたでしょうか?
遮光カーテンを選ぶ際は、お部屋の使用用途なども考えながら選んでみてください!