薪ストーブや暖炉のある家に憧れたことはありませんか?
皆さまこんにちは!
薪ストーブや暖炉のある家に、一度は憧れたことはありませんか?
冬の寒さが厳しい地域にお住まいの方は、検討したことがあるかもしれませんね!
●薪ストーブと暖炉の違い●
【薪ストーブ】
薪ストーブは一般的に鋼鉄や鋳鉄で作られ、
火を灯すための燃料として薪(木材)を使用します。
薪を燃やすことによって、熱エネルギーが発生し、部屋を暖房します。
薪ストーブは、燃焼室と燃焼ガスを排出するための煙突が含まれており、
燃焼プロセスを調整するための空気供給制御装置を備えています。
【暖炉】
暖炉はレンガや石材などの資材を使って、建物と一体に作られた炉のことを言います。
暖炉の中へ石炭や薪を入れて燃やすと、炎の放射熱によって部屋が暖まる仕組みです。
煙は壁の中を通る煙突を抜けて、外に排出されます。
部屋の中で焚き火をするような感覚で使うイメージです。
●薪ストーブと暖炉のメリット・デメリット●
◇メリット◇
1.暖房に光熱費がかからない
薪ストーブや暖炉は、燃料となる薪さえあれば、電気やガスに費用をかけずに暖房をすることができます。
遠赤外線の輻射熱で部屋や家全体を暖めるため、体が芯から温まります。
また、災害時に停電してしまった時なども、電気なしでも使用できるので心強いですね。
2.調理に利用できる
薪ストーブや暖炉ではお湯を沸かすだけでなく、煮込み料理やお菓子作り、ピザを焼くなど料理も楽しめます。
薪ストーブや暖炉があるリビングなど、みんながいる空間で料理をすれば、
家族の会話も自然と増えて団らんの楽しみも広がります。
薪ストーブだとストーブの上に直接お鍋や、やかんを置くことができるので便利です!
暖炉は直火で調理ができるので、お家の中でキャンプ気分を味わえます!
3.炎のゆらめきにリラックスできる
炎には癒しの効果もあります。
電気やガスとは違う火が心を落ち着かせたり、
家族が自然と集まるスペースとなり、ぬくもりを感じられるのが魅力の一つです。
暖炉では、薪が燃える音や薪の匂いなども楽しむことができます。
4.おしゃれな部屋になる
薪ストーブや暖炉は海外のインテリアというイメージもあり、
設置すると存在感のある、とてもおしゃれな部屋になります。
薪ストーブは、メーカーによって形やデザインを選ぶことができますし、
暖炉は、家の中にレンガや石材などのスペースがあることで
レトロさが演出でき、温かみもある印象になります。
どちらを選んでも、お部屋のコーディネートがさらに楽しめます。
◆デメリット◆
1.部屋が暖まるまで時間がかかる
薪をくべてから部屋が暖まるまで、時間がかかります。
暖まった後の暖房効率には優れていますが、
暖房を初めてすぐに部屋や家全体に熱が行き届くわけではありません。
暖炉は構造上、煙とともに熱が煙突から出てしまいます。
よって暖炉がある周辺は暖かいのですが、空間全体を暖めるには不向きだと言えるでしょう。
2.初期費用が高い
薪ストーブや暖炉は煙突が必要です。
薪ストーブや暖炉本体と、煙突の設置工事費用などを含めると、百万単位で費用が必要です。
設置する薪ストーブや暖炉の種類によっても価格は変化しますが、
一般的な暖房器具と比較して設置費用の総額は高くなるケースが多いです。
3.メンテナンスの手間・費用がかかる
薪ストーブや暖炉の煙突には、煤などがこびりつきやすいので掃除・手入れが必要です。
炉内の清掃も、定期的に行う必要があります。
掃除をする場合は煙突の上から行う必要があり危険性も高いため、
専門業者に依頼するケースも多く、その分費用がかかります。
4.薪の購入・保管
薪ストーブや暖炉を使用するには、薪が必要です。
自分で薪を調達して薪割りや乾燥させる場合は手間がかかって大変です。
購入する場合は高額になることもあります。
また、薪を収納しておく空間も別に必要になります。
薪ストーブや暖炉を検討する場合は、上記のメリットとデメリットを
参考にし、検討してみてくださいね(*^-^*)