フローリングにも種類がある!?

2023年10月4日

皆さまこんにちは!

家を建てる時や、リフォームする時に多くの方が

木目のフローリングを選ぶと思います。

フローリングの種類は、「無垢材か、そうでないか」の

2種類から選べば良いと思っている方が多いのではないでしょうか?

実は、フローリングには種類があるのです!!

大きく分けると、「無垢フローリング」「複合フローリング」があります。

では、それぞれどう違うのでしょうか?

 

●無垢フローリング●

無垢フローリングとは、一枚の木材から作られる床材です。

通常、木材の幅と厚さに応じて作られ、床の表面は木材の天然の模様や木目が

そのまま見えるように仕上げられています。

木材の芳香を楽しむことができ、手触りや足触りが良いという特徴があります。

時間が経過すると徐々にその表情を変えるので、

長年にわたって風合いを楽しめるのも、無垢フローリングの魅力ですね(^^♪

ただし、湿度や温度の変化に敏感で、膨張や収縮が起こりやすいため、

ひび割れや、反り返りなどが発生してしまう恐れがあります。

傷も付きやすいため、特別なメンテナンスが定期的に必要です。

価格も、「無垢」と聞くと高級そうなイメージですが

木の種類やグレードによって、安い材料から高い材料まで、幅広く種類があります。

 

●複合フローリング●

複合フローリングは、複数の木材の層を組み合わせた構造を持つ床材です。

通常、表面層は高品質の木材で覆われており、その下には木製の中間層と裏面層があります。

複合フローリングは、無垢フローリングより安定性があり、湿度や温度の変化に対して耐性があります。

これは、中間層が交差することで木材の収縮と膨張を軽減するためです。

無垢フローリングよりも、メンテナンスは比較的容易です。

また、床暖房などにも使用することができます。

●3種類の複合フローリング●

【挽き板(ひきいた)】

挽き板とは、天然木をのこぎりで2~3mm程度の厚みに挽いたものを言い、

その挽き板を合板に貼り合わせたフローリングのことを指します。

挽き板は、表面材に厚みがあるため、無垢材と同じ質感や

経年変化を楽しむことができます。

合板を使用していることで、反りやゆがみなどが起こりにくいです。

ですが、化粧面(表面)の木の厚みがあるため、傷のつきやすさは

無垢フローリングとあまり変わりません。

メンテナンスに関しては、ウレタン塗装をしていれば水拭きや

専用クリーナーを使用できるようです。

 

【突き板(つきいた)】

突き板とは、木材を0.3~1mm程度の厚さにナイフで突いた(=スライスした)ものを言い、

その「突き板」を合板に貼り合わせたフローリングのことです。

使用する天然木は、オーク、ウォルナット、メイプルなど、種類はさまざまです。

天然木の風合いを感じられ、機能性と手頃な価格帯が魅力です。

無垢フローリングや挽き板には及ばないが、木のそのものの風合いや

天然木ならではの、経年変化が楽しめます。

ある程度のグレードの物であれば、傷もつきにくく

メンテナンスも難しくないようです。

【シート】

シートは、オレフィンなどの樹脂や紙などに木目模様をプリントしたシートを

合板に貼り合わせたフローリングのことです。

表面がシートなのでメンテナンスもしやすく、天然木に比べ安価なものが多いです。

しかし、木目をプリントしているため、天然木ならではの経年の変化による風合いを楽しむことはできません。

また万が一、シートが剝がれてしまうと補修は困難です。

 

朝日ウッドテックという会社の「フローリング研究所」というページで

自分に合った、フローリング診断というのができるようですので

自分に合ったフローリングタイプはどの種類なのか

興味のある方は、やってみてくださいね(*^-^*)

 

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