世界三大銘木を知っていますか?
皆さまこんにちは!
前々回、木材:マホガニーについてをご紹介いたしました。
マホガニーは世界三大銘木の1つといわれていますが、
今回は、世界三大銘木の後2つは何か?をご紹介していきます(^^♪
●世界三大銘木とは●
【マホガニー】【ウォールナット】【チーク】
この3種類の木が主に世界三大銘木として知られているようです。
これらの銘木は、高い品質と独特の特性を持つため、世界中で高く評価されています。
ただし、持続可能な林業や適切な管理が必要な木材でもあります。
●【ウォールナット】と【チーク】の特徴●
マホガニーについては別の記事でご紹介していますので、こちらをご覧ください♪
ウォールナットは濃い茶色など、色の表現で使われていることが多いので
聞いたことがある方も多いかもしれませんね!
【ウォールナット(Walnut)】
ウォールナットの木は、ノギス科の広葉樹で、主に北アメリカやヨーロッパ、一部のアジア地域に自生しています。
- 外観: ウォールナットの木は中程度から大きなサイズの木で、高さは通常15〜30メートルに達します。樹皮は灰褐色で滑らかな表面を持ち、年齢を重ねると少しずつ溝が入ります。
- 葉: 葉は互生し、複葉であり、一つの枝に5〜9枚の小葉が互いに対向してついています。小葉は長楕円形で、縁は細かい鋸歯状になっています。
- 果実: ウォールナットの果実は、堅果(かたくり)として知られています。成熟すると球状の堅果ができ、中には食用の実が入っています。ウォールナットは食用として広く利用され、栄養価が高く、風味豊かなナッツです。
- 木材: ウォールナットの木材は、前述の通り、美しいダークブラウンからチョコレート色の心材と、より明るい色合いの辺材を持ちます。木目は特有で、美しく独特な模様を持っています。そのため、高級家具や装飾品、工芸品などに広く利用されています。
ウォールナットの木はその美しい木材と食用の実のために、森林保護と持続可能な管理が重要です。
また、ウォールナットの木は長寿命の木であり、景観にも貢献するため、
多くの地域で植樹プロジェクトや保護活動が行われています。
ウォールナットの木材を使用した、家具などを揃えるだけでも
高級感が出て、落ち着いた空間になります!
【チーク(Teak)】
チークは、主に東南アジアの熱帯地域に自生する広葉樹で、ラミナシア科(旧科名:マメ科)に属する木の一種です。
チークの木は、多くの特性から高く評価されており、さまざまな用途に利用されています。
- 外観: チークの木は中~大型の広葉樹で、高さは通常30〜40メートルに達します。樹皮は灰褐色から灰色で、成熟すると垂れ下がるようになります。
- 葉: 葉は互生し、長さが10〜25センチメートルの長楕円形をしています。葉の縁は滑らかで、色は濃い緑色です。
- 木材: チークの木材は非常に耐久性があります。天然のオイル成分を含み、腐食、虫害、さらには湿気にも強い特性があります。そのため、室外家具、デッキ、船舶のデッキ材、庭園の仕切りなど、屋外での利用に特に適しています。また、美しい色合いと独特の木目模様が、家具や内装材、工芸品に高級感を与えています。
チークの木は成長が遅く、天然のチーク林の伐採には慎重な管理が必要です。
そのため、持続可能な林業やチークの植林、再生プログラムが重要となっています。
適切な管理が行われることで、環境への影響を最小限に抑えながら、チークの木材を供給し続けることができます。
チークの木材は、耐久性に優れているため、フローリングの床材としてもよく使われています。