エコキュートで入浴剤の利用制限があること知ってますか?
皆さんはお風呂に入るとき入浴剤を使っていますか?
一日の疲れを好きな香りや好みの入浴剤を入れてバスタイムを楽しんでいる方も多いとおもいます。
ところで入浴剤はエコキュートのメーカーによって制限があることを知っていますか?
間違った入浴剤を使うとエコキュートの故障する原因になります。
エコキュートには三種類のタイプがあります。
フルオートタイプ
自動湯はり・追い炊き・自動保温ができるタイプです。
リモコン一つでお風呂のお湯から温度まで全て自動で管理してくれます。
お湯は浴槽の横側から出ます。
追い炊きや保温機能があるフリオートタイプは入浴剤の制限があります!!
◎エコキュートの主流はフルオートタイプで全体の7~8割と言われています。
セミオートタイプ
お湯はりのみ自動でできるタイプです。
追い炊き・自動保温ができないため足し湯は手動で行います。
お湯は浴槽の横側から出ます。
セミオートはどんな入浴剤でも使えます!!
給湯専用
給湯専用で蛇口から浴槽へ給湯し手動で止めるシンプルなタイプです。
セミオート同様に追い炊き・自動保温ができないため足し湯は手動で行います。
給湯専用もどんな入浴剤でも使えます!!
◇ではなぜフルオートタイプのエコキュートは入浴剤の制限、使えない入浴剤があるの?
それはフルオートタイプは「お湯を循環する」からです。
フルオートは浴槽のお湯がぬるくなった時、浴槽内のお湯を追い炊き配管を通して一度引き込み、エコキュートのタンク内で温めてから浴槽へ戻す構造になっています。
追い炊きの際に浴槽の中に入浴剤が入っていると、入浴剤の成分が追い炊き配管に残ったり、配管やポンプが腐食するなど故障の原因になります。
但しフルオートタイプでもメーカーが推奨する入浴剤ならなぜ使っても大丈夫です!
2001年に発売開始されてから約20年になるエコキュート。
各エコキュートメーカーや入浴剤メーカーはエコキュートで試験を行い問題がないかどうかテストしています。
テストに合格した入浴剤はエコキュートメーカーの推奨品となるので使っても問題ありません。
非推奨のものを使って故障が起きた場合はメーカー保証が受けられないこともあるので注意してくださいね。
エコキュートの各メーカーが推奨する入浴剤は「バブ(花王)」「バスクリン・きき湯」「ハスロマン(アース製薬)」が代表的です。
各メーカーが推奨の入浴剤なら安心して使えますよね。
入浴剤を使う場合はご家庭のエコキュートのタイプ、メーカーを確認して正しく使用してくださいね。