環境の変化

2020年6月12日

4月の中旬、自宅のトイレをリフォームしたいという依頼がありました。

まずは現状を確認するために、ご自宅に訪問しました。

今回の依頼主は、M様という高齢の男性の方で、奥さまとお二人で生活をされています。このときM様は長期入院中で、実際に連絡をくださったのは、近隣に住む息子さんでした。

M様自身は5月のゴールデンウィーク明けには退院して自宅に帰ってくるつもりでいると、息子さんはおっしゃられていました。

息子さんのご要望としては、

①和式トイレ⇒洋式トイレに取替える ②男性用トイレと和式トイレの間にある間仕切り壁を撤去する ③廊下とトイレの段差を解消する ④既存の開き戸を出入りしやすいように引き戸に取替える

というものでした。

M様の現在の身体状況が分からず、退院後どのような動きができて、どれぐらいの介助を要するのかが把握できていませんでした。・・・が、急遽予定より早くM様が退院されることになったので、息子さんから伺った話しをもとに作成したプランと見積りを持って、M様にご説明に伺いました。

当初、M様自身はトイレのリフォームには乗り気ではありませんでした。しかし、長期間の入院生活の影響もあり、筋力・体力ともに低下していて、今の和式トイレのままでは動作が困難で、奥さまの介助の負担が大きくなるのは目に見えていたので、ご理解いただき、すぐに工事に取り掛かることになりました。

 

さっそく、既存の便器を取り外し、間仕切り壁の撤去、壁・床の解体が行われました。

出入口の敷居の撤去と床の嵩上げ工事、そして壁・床の内装工事が行われ、どんどん仕上がっていきます。※間口の真ん中に立つ柱は、建物の構造上取り除きませんでした。

間口の真ん中に立つ柱を残した分、建具を引き違い戸にしました。※奥さまとお話しをして、将来的に排泄介助が必要になった時でも、どちらからでも介助ができるようにしました。

廊下⇔トイレの段差はほぼ解消できました。

そして、便器や手すりを取り付けて、安全に使えるようになりました。

 

一見ごく普通のトイレですが、今まで和式トイレを使用してきたM様や奥さまにとっては、劇的な環境の変化になります。

M様が安心して排泄動作が行えるのはもちろんのことですが、奥さまの介助負担が軽減されるようになったことがよかったと思います。

最初トイレのリフォームに乗り気ではなかったM様ですが、今では満足してくださっています。

そして、奥さまからも、最高の笑顔をいただきました。

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