GX志向型住宅とは?
3/31日より住宅省エネ2025補助金申請がスタートしました。
早速、すでに工事が終わっているお客様分を申請しました(^^♪
15年ほど前に長期優良住宅という制度が始まり、それ以降名前を変えながら補助金制度が発表されてきました。
そんな中、今回は『GX志向型住宅』という高性能化した新築住宅には最大”160万円”という高額な補助金が用意されました。
今回は『GX志向型住宅』についてご紹介します。
まず「GX」という言葉自体が聞きなれないかもしれません。
GX(グリーン・トランスフォーメーション)の略称だそうです。
志向型とは、これからこれを目指すということでしょうか。。
■GX志向型住宅とは?
建物の省エネ性能をさらに向上させることを目的として、政府が設けた新しい基準の住宅のことです。
GX志向型住宅では、一次エネルギー消費量ゼロを実現する次世代型の省エネ住宅として、ZEHより高い基準が設けられています。
簡単に言えば「めちゃくちゃ暖かくエネルギーを自給自足できる家」そして「国の脱炭素目標に貢献する家」ということです。(*^-^*)
■GX志向型住宅の基準
1.断熱等性能等級「6以上」であること
2.一次エネルギー消費量の消滅率が下記を満たすこと
断熱等性能等級は7階段あり、GX志向型住宅は上から2番目の等級6以上が求められています。
また、太陽光発電システムなど再生可能エネルギーを除き、一次エネルギー消費量を35%以上消滅することが条件です。
■ZEHや長期優良住宅との違い
◇GX志向型住宅
- 断熱等性能等級「6以上」
- 一次エネルギー消費量の消滅率:35%以上
- 一次エネルギー消費量の削減率:100%以上
◇ZEH
- 断熱等性能等級「5以上」
- 一次エネルギー消費量の消滅率:20%以上
◇長期優良住宅
- 断熱等性能等級「5以上」
- 一次エネルギー消費量等級「6以上」
- 耐震等級3(木造二階建ての場合)
GX志向型住宅は、ZEHと比べてより高い断熱性や省エネ性が求められています。
■対象となる新築住宅の補助額
〇GX志向型住宅 補助額160万円 全世帯
〇長期優良住宅 補助額80万円 子育て世帯等
〇ZEH水準住宅 補助額40万円 子育て世帯等
GX志向型住宅は、断熱性能向上や高性能設備の導入により初期費用は高くなります。
ただし、長期的にみれば光熱費の削減や補助金の活用により経済的なメリットがあります。
カサセイホームズでは補助金制度を活用して最適な住まいづくりをご提案しています。
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