人工芝について
皆さまこんにちは!
戸建て住宅の庭スペースや、賃貸住宅のベランダなどに人工芝を敷いたらどうかなぁ?
と考えたことはありませんか?
天然芝だとメンテナンスが大変ですよね(>_<)
人工芝には、どのような特徴があるのがご紹介いたします!
●人工芝とは●
人工芝とは、ナイロンやポリエステルなどの樹脂素材で、本物の芝生に似せて作られたもののことです。
グリーン一色だと、あまり本物らしく見えないため、
ところどころにブラウンなどの色を使用している人工芝もあります。
触感なども本物の芝生にできるだけ近づけているものが多く、
最近では、学校や公共施設などにも人工芝がよく使われています。
DIYの素材としても人気が高いです。
●人工芝の種類●
1.ロングパイル
ロングパイルの人工芝は芝の長さが長く、芝の隙間をゴムチップなどで充填し、
天然芝に近い感触となっている人工芝です。
クッション性に優れており、転倒時にケガをしにくく、足への負担も軽いのが特徴です。
主に、サッカーやフットサルなどの、スポーツ向きの人工芝です。
2.ショートパイル
クッション材が含まれていないため、ロングパイルに比べてクッション性は低くなります。
しかし、熱がこもりにくいため、夏でも快適に上を歩くことができます。
小さなお子様が寝転んだり、ペットが遊んだりする場合はショートパイルがおすすめです。
中には「ショートパイルを購入したいがクッション性もほしい」という方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方に向けた、クッション性を高めたショートパイルの人工芝もあります。
その他、芝生部分でもメーカーによって、様々な種類があるようです!
●人工芝のメリットとデメリット●
◇メリット◇
1.メンテナンスが簡単
人工芝は、天然芝よりもメンテナンスが簡単で、手間がかからないのがメリットです。
汚れが目についたときなどに少し掃除をするだけで、綺麗な状態を保っていられます。また、費用もほとんどかかりません。
掃除のやり方は、ホウキで掃いたり掃除機をかけたりするだけです。
床やカーペットなどと同じような感覚で掃除できます。
落ち葉などの大きなゴミをホウキで取り除いてから、掃除機で砂や土などを吸い取ると、スムーズにいくでしょう。
飲み物などをこぼしたときには、モップや雑巾などで拭けば綺麗になります。
2.場所を選ばない
人工芝は、基本的にどこにでも敷くことができます。
天然芝と違って日当たりなどを考慮する必要はなく、
何かの陰になってほとんど日光が当たらない場所でも設置できます。
植物を植えるわけではないため、コンクリートの上など、土が無いところでも問題ありません。
屋外だけでなく、建物の中に設置することもできるため、ベランダやバルコニーなどを彩りたい場合にピッタリでしょう。
また、天然芝の場合、日当たりの良し悪しにより生育状況に差が出てしまうこともありますが、
人工芝であれば均一な状態を保てるのもメリットです。
3.状態をキープできる
天然芝は、秋に入ると少しずつ枯れて茶色っぽい色になり、冬になると完全に枯れてしまいます。
春になれば新たな葉が生えてきますが、それまでの間は枯れた状態です。
これに対して、人工芝は植物ではないため、寒い季節でも枯れることはありません。
色が茶色に変化することもなく、1年を通じていつでも青々とした状態をキープできるのがメリットです。
◆デメリット◆
1.価格が高い
人工芝は、天然芝と比べて価格が高めなのが、分かりやすいデメリットです。
安価な人工芝でも、天然芝の2倍程度の価格だと捉えておくといいでしょう。
本物と差のないような質感を求めれば、さらに高額です。
また、天然芝そのものの購入代金の他に、設置費用もかかります。
ただ、人工芝の設置はそれほど難しくはないためDIYで行うことも可能です。
やや手間がかかりますが、人によっては楽しみながらできることもあるでしょう。
2.素材が経年劣化する
人工芝は、枯れてしまうことはなくても、外気や日光に長期間晒されていると、少しずつ経年劣化していきます。
購入したばかりの頃は美しい緑色だった場合でも、年数が経過すると色あせてしまうことも少なくありません。
もともと上向きに立っていた芝でも、横向きに寝てしまうこともあるでしょう。
年月の経過とともに、ふわふわした質感も失われてしまいます。
そのため、設置してから8~10年程度経過したら交換が必要です。
「半永久的に使えるものではない」という点に留意しておきましょう。
3.火気厳禁
庭に人工芝を敷いたら、その上にコンロなどを置いてバーベキューを楽しみたいと考えている人もいるかもしれません。
しかし、人工芝は樹脂で作られているため、近くで火を使うのは危険です。
火の粉が人工芝の上に落ちると、そこから燃え広がる可能性があります。
そのため、人工芝の上でバーベキューをするのは控えましょう。同様の理由で花火も危険です。
メリットとデメリットを踏まえた上で、人工芝を検討してみてくださいね(*^-^*)