サンルームのメリットとデメリット
皆さまこんにちは!
前回、サンルームの使い方を紹介致しました。
今回は、サンルームのメリットとデメリットについてです。
◇メリット◇
1.天候を気にせず洗濯物が干せる
共働きの家庭や外出中などでは、急な雨が降ったときに洗濯物を取り込むことが難しいでよね。
サンルームは、ガラスで囲われていますので、
突然の雨でも洗濯物や布団を濡らすことはありません。
また、帰りが夜遅くなっても洗濯物が冷たくなるなど、
取り込むタイミングを気にせずに外出できます。
2.自然光が入り、明るく開放感がある空間をつくれる
サンルームは、天井もカラス張りであることが多い為、
家の中に自然光がたっぷりと入るので、ほかの部屋と明るさが違います。
降り注ぐ日の光を浴びながらティータイムを過ごしたり、夜空を眺めたりと贅沢な時間を過ごせます。
3.子どもやペットの遊び場として活用できる
庭からもリビングからも自由に出入りできるサンルームだと、子供やペットの遊び場にも最適です。
庭やウッドデッキでは、外への飛び出しや転落が心配ですが、
サンルームなら室内から見守りつつ、のびのびと遊ばせることができて安心です。
4.部屋の耐熱効果がアップ!
サンルームを設置した部屋では、断熱効果が高まることも期待できます。
室内の温度は、窓から入ってくる外気の温度に影響されるため、
部屋に内窓を設置すると、暑さや寒さを和らげる効果があります。
サンルームは大きな内窓のような役割を果たすため、隣接する部屋への外気の影響を抑えてくれるのです。
室内の断熱性能がよくなると、冷暖房の効率もアップします。
そのため、サンルームの設置は、省エネ対策にも一役買ってくれるといえるでしょう。
◆デメリット◆
1.思ったほど洗濯物が乾かない?
洗濯物の乾燥に必要なものは「温かさ」だけではありません。
「換気」も必須です。なかなか乾かない……とおっしゃる方のほとんどが、「換気」を忘れておられるようです。
サンルームの窓を開け、新鮮な空気をいっぱい取り込めば、洗濯物はしっかりと乾いてくれますよ!
とはいえ、梅雨時や冬の寒い日に窓を開けることは難しいですよね。
そのような時には、扇風機などを使って風を当てると効果的です。
また、洗濯物を大量に一気干しするのではなく、小分けにして干すなど、
より乾きやすくなるよう、環境を整えてあげると良いかもしれません。
2.夏暑く、冬寒い
サンルームより、内側の部屋の断熱効果が高まるというメリットがある一方で、
夏場はサンルーム内にはいられないほどの暑さになることも。
ほぼ全面がガラス張りなので、外気の影響を大きく受けます。
冬場は寒く、晴れていない日は、たとえ暖房を使っても暖まりにくいのが特徴です。
3.お手入れが大変
サンルームに入った際、屋根についた汚れが室内から見えると、
透明がゆえに気になってしまう人も多いです。
全面のガラスは汚れが目立ちやすく、定期的なお掃除が必要です。
汚れがつきにくいサンルーム等もありますが、壁や天井のお手入れは想像以上に大変です。
高圧洗浄機等での、メンテナンスが一般的です。
4.固定資産税の課税対象になる
サンルームを設置することで、固定資産税の課税対象になります。
透明とはいえ、サンルームは周囲を壁と天井で囲まれた空間です。
そのため、「建物」の一部とみなされ、一般的には固定資産税の課税対象となります。
ただし、周囲を完全には覆われていないテラス囲いタイプなどの場合は、
固定資産税の対象外になるケースもあります。
実際の金額や対象範囲は各自治体によって異なるので、
設置前に一度詳細を問い合わせることをおすすめします。
サンルームのメリットとデメリットとご紹介しました!
実際に使ってみて、思った通りで便利だと感じたり
あまりスペースを活用できていないなど、様々な意見ががあると思います。
洗濯物だけなら、ランドリールームでも良いかもしれないですし、
テラス囲いタイプでなくても、バルコニー囲いタイプでも良いかもしれません。
いろんなケースを考えて検討してみてくださいね(*^-^*)